1. なかがわ水遊園とはどんな水族館か
なかがわ水遊園は、「那珂川から世界の川、そしてあこがれの海へ…」という流れで展示ストーリーを組み立てた、淡水魚に強いタイプの水族館です。入口からいきなり“海のスター水槽”で押すのではなく、源流・中流・下流と環境が変わるにつれて、生きものの姿や暮らし方がどう変化するのかを体感できる構成になっています。館内では自然光や植栽を取り入れた展示が特徴で、川の水中に入り込んだような感覚で魚を観察できるのが、この館の個性です。さらに大規模なアマゾン展示も持っており、ローカルな川の世界から一気にスケールを広げる“振れ幅”も魅力です。
2. この水族館の展示の特徴
展示の核になるのは、那珂川の自然を再現した空間です。床から立ち上がる大きなアクリル面、半水面の見せ方、陸上部の本物の木々や花、そして水面に落ちる葉や花びらまで含めて「川辺の時間」を作り、魚の生活が背景ごと見えるように設計されています。太陽光のゆらぎがそのまま水中に差し込むため、同じ魚でも時間帯で表情が変わり、“水槽を眺める”というより“川の気配を読む”感覚に近づきます。
もう一つの大きな柱が、アマゾン大水槽です。400トンの巨大水槽でアマゾン川を再現し、チューブ型トンネル(アクアコリドール)で水中をくぐりながら、巨大魚から小型魚まで多様な生きものを立体的に見せます。那珂川の展示で「環境の違い」を学んだあとにアマゾンへ飛ぶことで、“川という生態系の奥行き”を別スケールで再確認できる作りです。
3. サメ/チョウザメ展示の位置づけ
なかがわ水遊園は淡水魚のイメージが強い一方で、「河口から海」のゾーンでサメに出会えるのが、サメ好きには嬉しいポイントです。ここでのサメは“主役として圧倒する存在”というより、川の物語が海へつながることを実感させる“橋渡し役”として効いてきます。たとえばドチザメやネコザメのように、沿岸の浅い海に暮らすサメは、派手に回遊し続けるより、底近くでじっとしたり、地形の陰を使ったりする場面が観察しやすいタイプです。水槽の中での落ち着き方や、口元・目の位置などを見ておくと、図鑑ページに戻ったときに「なるほど、この体はこう使うのか」がつながります。
チョウザメについては、サメとは別系統の魚ですが、“サメ好きが惹かれやすい存在”として相性が良いです。なかがわ水遊園はJAZAの飼育動物情報にチョウザメ類が掲載されており、チョウザメ目当てでも期待値が立てやすい館の一つです。ただし、生体展示は入れ替えや体調で変わることがあるため、このページでは「確認できる範囲で」の扱いとし、現地掲示・最新情報での確認を前提にしてください。
4. 会えるサメ
5. この館の“主役級”ポイント
一つ目の主役級は、「川の中に入り込む」感覚を作る那珂川展示の空間力です。自然光、植栽、半水面の見せ方が合わさって、魚だけを切り抜くのではなく“川底から空を見上げる”視点が生まれます。魚の行動が環境とセットで見えるので、観察の密度が上がりやすいです。
二つ目は、400トン級のアマゾン大水槽とトンネル展示です。巨大魚が頭上を通り、底生の大型ナマズ類などが足元に潜む構成は、淡水の世界の迫力を真正面から出してきます。那珂川の“繊細な川”を見たあとにこのスケールへ移ると、同じ淡水でも世界が別物に感じられ、館全体の満足度が跳ね上がります。
6. 基本情報
公式サイト:公式参照
アクセス:公式参照



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