コブラーウォビゴングとは?“コブ状のイボ”が並ぶ擬態の名手――西オーストラリアのカーペットシャーク

コブラーウォビゴング(Cobbler wobbegong)は、オーストラリア周辺にすむ**カーペットシャーク(テンジクザメ目)の一種で、海底でじっとして獲物を待つ底生タイプです。体に“カーペット模様”があり、さらに背中にコブ状の突起(イボっぽい隆起)**が並ぶのが特徴として紹介されます。


基本情報(ざっくり)

  • 和名:コブラーウォビゴング
  • 英名:Cobbler wobbegong
  • 学名Sutorectus tentaculatus
  • 分類:テンジクザメ目/オオセ科(Orectolobidae)/Sutorectus属(単型属)
  • 大きさ:最大約92cm(記録・資料差あり)
  • IUCN評価LC(低懸念)

見た目の特徴

ウォビゴングらしく口元に皮弁(ひげ飾り)があり、さらに本種は背中に粒々〜コブ状の突起が列状に並ぶこと、体やヒレに黒い斑点があることが特徴として挙げられます。遠目には「海底の岩・海藻の塊」っぽく見える擬態寄りのデザインです。


生息域・環境

主に西オーストラリア〜南オーストラリアの沿岸域で、岩礁やサンゴ礁などで見つかると整理されています(資料により範囲表現は多少揺れます)。


食性・行動(何をどう食べる?)

ウォビゴング類は基本的に海底で待ち伏せし、近づいた獲物を一気に捕らえるタイプとして知られます。本種については「生態はよく分かっていない」という扱いもあり、ざっくり言うと“底で待つカーペットシャーク”のイメージが近いです。


人との距離感(危険性は?)

大型の危険ザメ枠ではありませんが、ウォビゴング類は不用意に近づいたり触ったりすると噛むことがあるとまとめられています。とくに潮だまり・浅場で「気づかずに手を出す」パターンは避けるのが安全です。


人との関わり(漁業・混獲)

西オーストラリア周辺では混獲されることがあり、資源評価資料でも「個体群サイズなどの情報が十分ではない」旨が述べられています。


水族館・観察の見どころ

見どころは、まず擬態の完成度です。底に張り付くと輪郭が消えやすく、背中のコブ状突起が“背景の凹凸”として効きます。もう一つは、口元の皮弁や体表の質感など、近くで見るほど「オオセ科っぽさ」が分かるディテールです。


図鑑リンク

  • 🔍 他のサメを見る(図鑑:サメ一覧)
  • 🔍 オオセ科の仲間(図鑑:オオセ科)
  • 🔍 “カーペットシャーク”枠(図鑑:テンジクザメ目)

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