スペックルドカーペットシャークは、英語名 Speckled carpetshark、学名 Hemiscyllium trispeculare の小型サメです。分類的には「カーペットシャーク(テンジクザメ目)」の中でも、**竹ザメ系(Hemiscylliidae)**に入る仲間で、サンゴ礁の浅い海で暮らします。最大でも 全長79cmほどと小さめで、水族館でも見られることがあります。
基本情報(ざっくり)
- 英名:Speckled carpetshark
- 学名:Hemiscyllium trispeculare
- 分類:テンジクザメ目/(竹ザメ系)Hemiscylliidae/Hemiscyllium属
- 大きさ:最大 79cm
- 生息水深:だいたい 1〜30m(浅場のリーフ)
- IUCN評価:LC(低懸念)
- 繁殖:卵生(ペアの卵を産む)
見た目の特徴
体表には名前通りの**細かい斑点(speckled)**が密に入り、明るい地色とのコントラストで“カーペット模様”っぽく見えます。竹ザメ系らしく、派手なヒゲ状の皮弁が目立つ「オオセ(ウォベゴン)」類よりは、すっきりした顔つきで、体は細長めです。
生息域・環境
分布は主にオーストラリア北〜西部の海域で、浅いサンゴ礁に生息します。岩陰やリーフの底近くにいる“底生寄り”のサメです。
食性・行動(何をどう食べる?)
FishBaseでは、主に底生の無脊椎動物を食べている可能性が高い、と整理されています。サンゴ礁の底でコソコソ探して食べる“リーフの床探索タイプ”です。
人との距離感(危険性は?)
小型で、リーフの底にいることが多いタイプなので、一般的には“危険な大型サメ”とは別枠です。ただし野生動物なので、追い回したり、岩陰に手を突っ込んだりは避けるのが基本です(噛まれるリスクはゼロではありません)。
水族館・観察の見どころ
見どころは、まず斑点模様の“カーペット感”。もうひとつは、近縁のエパウレットシャーク類と同じく、ヒレを使って底を移動する“歩く系”の動きが想像しやすいところです(※水槽環境では歩くように見える移動が観察されることがあります)。水族館で見たら「泳ぐ」というより「底を移動してる」時間に注目すると面白いです。
ちょい豆知識:同じ属は“ウォーキングシャーク”で有名
この仲間(Hemiscyllium属)は、いわゆる“歩くサメ(walking sharks)”としてまとめて語られることがあります。サメの中でも、浅いリーフで暮らす小型・底生という生活スタイルが個性になっています。
図鑑リンク
- 🔍 他のサメを見る(図鑑:サメ一覧)
- 🔍 テンジクザメ目の仲間(図鑑:カーペットシャーク系)
- 🔍 近縁の“歩くサメ”枠(図鑑:エパウレットシャーク類)



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