ミズウミチョウザメは、北米の湖や大河にすむチョウザメの仲間で、英名は Lake sturgeon(レイクスタージョン)、学名は Acipenser fulvescens です。サメっぽい見た目に見えることもありますが、分類はサメではなく**条鰭類(硬骨魚)**の“チョウザメ”側。背中の硬いウロコ板(骨板)が、まるで鎧みたいに並ぶのが最大の特徴です。
基本情報(ざっくり)
- 和名:ミズウミチョウザメ
- 英名:Lake sturgeon
- 学名:Acipenser fulvescens
- 分類:チョウザメ目/チョウザメ科/チョウザメ属
- 分布:ミシシッピ川流域、セントローレンス川、五大湖など(北米)
- IUCN評価:近年の参照として **EN(Endangered:絶滅危惧)**が示されることがあります(2019年評価として整理)。一方で古い資料ではVulnerable評価の記載もあります。
見た目の特徴
ミズウミチョウザメは、体の表面に**硬い骨板(装甲みたいな板)**が並び、口は下向きで、底のエサを吸い込むように食べる“底生系”の顔つきです。尾はサメみたいに上葉が長い形に見えることがあり、全体が「古代魚」っぽい雰囲気になります。
生息域・環境
名前に「湖」と入りますが、湖だけでなく大きな河川でも普通に暮らすタイプです。五大湖や大河川に広く分布し、回遊のように産卵のために生まれた川へ戻る行動も知られています。
食性・行動(何をどう食べる?)
基本は底で暮らして底の生き物を探すタイプです。口が下向きで、泥底から獲物を吸い込むスタイルが想像しやすいです(チョウザメ類あるある)。
人との関わり(漁獲と減少)
北米では歴史的に商業利用が強く、乱獲やダムによる産卵場への影響などで個体数が大きく減った地域がある、と整理されています。現在は規制や保全が進み、過剰な漁獲圧を下げる取り組みが続いています。
水族館・観察の見どころ
見どころは、まず鎧みたいな骨板の列と、巨体がゆっくり動く“古代魚感”です。次に、口が下向きで底を探るような仕草。淡水の大型魚コーナーで見かけたら、背中のライン(骨板)を目で追うと一気に「チョウザメっぽさ」が入ってきます。
図鑑リンク
- 🔍 他のサメを見る(図鑑:サメ一覧)
- 🔍 チョウザメの仲間を見る(図鑑:チョウザメ科)
- 🔍 “古代魚っぽい魚”枠(図鑑:淡水の大型魚)



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