タンビコモリザメは、英名 Short-tail nurse shark、学名 Pseudoginglymostoma brevicaudatum のサメで、テンジクザメ目コモリザメ科(ナースシャークの仲間)に属します。最大でも全長 約75cm と小型で、名前の通り尾が短い体型が特徴です。IUCNでは **CR(深刻な危機)**に分類されています。
基本情報(ざっくり)
- 和名:タンビコモリザメ
- 英名:Short-tail nurse shark
- 学名:Pseudoginglymostoma brevicaudatum
- 分類:テンジクザメ目/コモリザメ科/Pseudoginglymostoma属(単型属として扱われます)
- 大きさ:最大 75cm
- 分布:西部インド洋(東アフリカ沿岸、モーリシャス・セーシェルは「可能性」扱い)
- IUCN評価:CR(深刻な危機)
見た目の特徴
“ナースシャーク系”らしく頭が丸く、口がやや下向きで、全体にずんぐりした底生顔です。最大の識別ポイントはやはり尾が短く見えること。英名の “short-tail” もそこから来ています。
生息域・環境
FishBaseでは **reef-associated(リーフに関連)**の海域で、熱帯の西部インド洋に分布すると整理されています。つまり「サンゴ礁〜沿岸の浅めの海底で、底近くにいるタイプ」と考えるとイメージしやすいです。
食性・行動(ざっくり)
野外での詳しい生態は情報が多くありませんが、ナースシャーク類の文脈では、海底付近で**小型の底生生物(甲殻類・貝類など)**を探して食べるタイプとして説明されることがあります。断言より「底で探して食べる寄り」と書くのが安全です。
人との距離感(危険性は?)
小型で、しかも分布が限られるため、一般の海水浴で遭遇するタイプではありません。ただし野生動物なので、岩陰やリーフで不用意に触る/追い詰めるのは避けるのが基本です。
保全状況がかなり深刻
IUCNの情報発信では、本種は西部インド洋の沿岸域にすむサメとして紹介され、**大きな減少(約80%規模の減少の言及)**が取り上げられています。こういう「分布が狭い+沿岸性」の組み合わせは、混獲や沿岸開発の影響を受けやすいのがつらいところです。
水族館・観察の見どころ
見どころは、まず**“もっさり顔”と丸い頭**。次に、横から見たときの尾の短さです。新江ノ島水族館の飼育員さんブログでも、顔つきの愛嬌や仕草のかわいさが語られていて、「カッコいいサメ」というより愛着で刺さるタイプとして推せます。
ちょい豆知識:和名の意味が直球
「短尾子守鮫(タンビコモリザメ)」は、漢字にすると特徴がそのまま出ます。“短尾”はもちろん、「コモリザメ(ナースシャーク)」系統の仲間、という理解でOKです。
図鑑リンク
- 🔍 他のサメを見る(図鑑:サメ一覧)
- 🔍 テンジクザメ目の仲間(図鑑:テンジクザメ目)
- 🔍 コモリザメ科の仲間(図鑑:コモリザメ科)



コメント