ツノザメは、ツノザメ目ツノザメ科(Squalidae)に属する“背ビレ前のトゲ(棘)”が特徴のサメの総称として使われることが多く、代表的な種としては Squalus acanthias(スピニードッグフィッシュ/Piked dogfish) がよく知られます。日本の文脈だと、地域・資料によって 「ツノザメ」=ツノザメ属の仲間全体を指したり、近縁種(例:アブラツノザメなど)と呼び分けられていたりして、名前がやや揺れやすいグループです。
基本情報(ざっくり)
- 分類:ツノザメ目/ツノザメ科(ツノザメ属 Squalus など)
- 見分けポイント:背ビレ2枚の“前”にトゲが1本ずつ(計2本)
- 人への注意:FishBaseでは Squalus acanthias を venomous(棘が危険) と整理(噛むより“刺さる”タイプ)
- IUCN(世界評価の例):Squalus acanthias は VU(危急)(2019評価として掲載)
見た目の特徴
ツノザメ最大のアイコンは、背ビレの前に突き出す**鋭い棘(とげ)**です。体は細長く、背側は灰色〜褐色系で、種によっては体側に白点が散ることもあります。水槽や写真で迷ったら、まず「背ビレ前のトゲが2本あるか」を最優先でチェックすると当たりやすいです。
生息域・環境(ツノザメ系のざっくり傾向)
ツノザメ属は“沿岸〜大陸棚〜やや深場”に強い仲間が多く、底近くを使いながら群れで動くタイプとして語られがちです。日本近海にもツノザメ属の種が複数いて、深い場所で見られる種もいます。
食性・行動(ざっくり)
小型〜中型の魚やイカ、甲殻類などを食べる“わりと何でも食べる肉食”寄り。種によっては密集した群れを作ることがあり、漁でまとまって入ることがあるのもこの系統の特徴として説明されます。
人との距離感(危険性は?)
ツノザメ系で一番の注意点は「噛む」よりも背ビレ前の棘で刺されることです。釣りや混獲個体の取り扱いでは、背ビレ周りをうっかり掴まないのが鉄則になります。
ちょい注意:日本名が“揺れやすい”グループ
日本では、北太平洋のスピニードッグフィッシュ系を アブラツノザメ(Squalus suckleyi) と呼ぶなど、地域個体群や分類整理の影響で呼称が入り組みやすいです。「ツノザメ」と言ったときに、どの Squalus を指しているかは文脈(地域・図鑑)で変わることがあります。
図鑑リンク
- 🔍 他のサメを見る(図鑑:サメ一覧)
- 🔍 ツノザメ目の仲間(図鑑:ツノザメ目)
- 🔍 ツノザメ属・近縁種比較(図鑑:ツノザメ属)



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