セヴリュガ(スターリーチョウザメ)とは?“星のような白点+細長い吻”が目印のチョウザメ――黒海・カスピ海のキャビア魚

セヴリュガは、英名 Starry sturgeon / Stellate sturgeon、学名 Acipenser stellatus のチョウザメです。体側に散る“星(スターリー)”っぽい白点と、細長く尖った吻(ふん)が目立つのが特徴。サメっぽい見た目と「〜ザメ」表記で誤解されがちですが、分類はサメではなく硬骨魚(条鰭類)のチョウザメ側です。IUCNでは **CR(深刻な危機)**で、国際取引も強く規制されています。


基本情報(ざっくり)

  • 呼び名:セヴリュガ/スターリーチョウザメ(スターリー=星模様の意)
  • 英名:Starry sturgeon / Stellate sturgeon / Sevruga
  • 学名Acipenser stellatus
  • 分類:チョウザメ目/チョウザメ科
  • 分布黒海・アゾフ海・カスピ海(+地中海側の一部流域として言及されることも)
  • IUCN評価CR(深刻な危機)
  • CITES附属書I(Appendix I)

見た目の特徴

セヴリュガは、チョウザメの中でも**吻が細長く“トンガリ顔”**に寄りやすいのが大きな見分けポイントです。体側の骨板(装甲)に沿って、星のような淡色点が並ぶ見え方をする個体もいて、ここが “Starry” の名前につながります(写真映えするポイント)。


生息域・環境

海では沿岸〜河口域(汽水域)を使い、産卵期には大河をさかのぼる回遊性として整理されます。底は砂泥を使い、昼は底寄り・夜は餌を探して動く、といった行動パターンもまとめられています。


食性・行動(ざっくり)

FishBaseでは、主に魚を食べ、加えて貝類・甲殻類・ゴカイ類なども利用する、といった“底と中層を行き来して食べる”イメージで説明されています。産卵は流れの強い大河の本流で、石や砂利の底を使う、という整理です。


人との関わり(キャビアの文脈)

「セヴリュガ」はキャビアの世界でもよく知られる名前で、歴史的に高い商業価値が漁獲圧につながってきました。回遊ルート(川)への依存度が高い大型魚は、乱獲だけでなく河川改変の影響も受けやすいのが難点です。


保全状況:かなり厳しい

IUCNで CR、さらにCITESで 附属書I(国際取引は原則禁止級)に入っている、かなり重い扱いの種です。


水族館・観察の見どころ

見どころは3点だけ覚えると強いです。
1つ目は、横顔で分かる細長い吻
2つ目は、体側の骨板(鎧の列)
3つ目は、光の当たり方で出る**“星っぽい点模様”
同じチョウザメでも、オオチョウザメ(ベルーガ)みたいな“重厚系”とは違って、セヴリュガは
シャープで流線型寄り**に見えるのが魅力です。


図鑑リンク

  • 🔍 他のサメを見る(図鑑:サメ一覧)
  • 🔍 チョウザメの仲間を見る(図鑑:チョウザメ科)
  • 🔍 キャビアで有名なチョウザメ比較(図鑑:チョウザメ類)

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