1. 串本海中公園とはどんな水族館か
串本海中公園は、本州最南端エリア(和歌山県串本町)の海を“そのまま見せる”ことに強い施設です。水族館単体というより、海中展望塔(海の中を覗ける施設)などと一体になった海のテーマパーク型で、黒潮の影響を受ける串本らしいサンゴ礁生態系やカラフルな魚たちを、観光の流れの中で体感できるのが魅力です。水族館側も「串本の海の生き物だけを展示」と明記しており、地元海域へのこだわりがはっきりしています。
2. この水族館の展示の特徴
展示の核は、自然光や自然海水を取り入れた“ほぼ自然条件”に寄せた大水槽系の見せ方です。串本の海の景観を再現する水槽では、サンゴや熱帯性の魚を含む多様な生きものをまとめて観察でき、いわゆる「生体リスト」を追うだけでなく、サンゴ礁の雰囲気そのものが立ち上がります。
また、24m級の水中トンネルの存在が大きく、エイやマグロ類と同じ空間を泳ぐ大型魚を“横・下から”見上げられる構造になっています。トンネルは水族館らしい没入体験の中心で、サメ好きでなくてもテンションが上がりやすいポイントです。
加えて、館内の「トピックス水槽」など入れ替え展示が告知される運用のため、行くタイミングで見どころが変わりやすいタイプです。
3. サメ展示の位置づけ
串本海中公園は、サメが“常設で主役”というより、串本の海のリアル(黒潮+サンゴ礁+沿岸〜沖合)にサメが自然に混ざってくる館です。トンネル水槽ではサメが泳ぐ景色が前提にありつつ、展示の主旨は「串本の海の景観」を丸ごと見せることに置かれています。
一方でサメ好きにとって熱いのが、特別展「串本のサメ」を開催している点です。過去約50年の記録や展示経験のあるサメ、珍しいサメを、パネル・実物・タッチングなどで学べる形式で、サメを“怖い存在”ではなく生態系の一員として理解しやすく設計されています(開催は2026年3月31日までの案内)。
展示生体としては、イタチザメの展示開始が公式SNSで告知されており、「水中トンネル水槽で展示中」「生体の状態により中止の場合あり」といった注意書きも出ています。つまり“会える可能性が高いが、固定ではない”タイプなので、サメ狙いの人ほど当日の館内掲示・最新発信で確認するのが安全です。
チョウザメは「串本の海の生き物」文脈とは少し別枠になりやすいものの、企画(例:養殖や研究紹介)でシベリアチョウザメが展示された例があり、サメ好きの“古代魚ロマン”を補給できる可能性があります。こちらも常設前提ではなく、展示状況で変わるものとして扱うのが確実です。
4. 会えるサメ
- イタチザメ
- シベリアチョウザメ※要確認
5. この館の“主役級”ポイント
主役級はまず、水中トンネルです。大型魚が頭上を通り抜ける景色は、串本の海の“厚み”を直感でつかませてくれます。サメ目当てでも、ここを見てからサメを見ると「サメが泳ぐ海のスケール」が立ち上がります。
もう一つは、サンゴ礁の生態系を“ほぼ自然条件”で見せる水槽の作りです。黒潮が運ぶ南方系の要素が入り込む串本らしさが、水槽の雰囲気そのものとして残ります。
6. 基本情報
公式サイト:公式参照
アクセス:公式参照



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