トンガリサカタザメは、学名 Rhynchobatus australiae、英名 Bottlenose wedgefish として知られる“サメみたいなエイ”の仲間です。細長く突き出した頭(吻)と、背中の白い点模様が目立ち、見た目はサメ寄りなのに、決定的にはエラ孔が腹側にあるため分類はエイ側になります。
基本情報(ざっくり)
- 和名:トンガリサカタザメ
- 英名:Bottlenose wedgefish
- 学名:Rhynchobatus australiae
- 分類:エイの仲間(シノノメサカタザメ科/トンガリサカタザメ属)
- 大きさ:雌は全長280cmまで、雄は150cm程度という解説(性差が大きい)
- 分布(日本):琉球列島を中心に生息、という水族館解説
- 保全:IUCNで**CR(深刻な危機)**として評価される、とまとめた資料あり
見た目の特徴
最大の特徴は、名前どおりのトンガリ気味に突き出す頭(吻)です。体はギター形(サカタザメ系のシルエット)で、背中には白い斑点が散り、サメの背ビレっぽい立ち姿もあって“サメ顔”に見えます。
「サメなのにエイ」ポイント(ここだけ覚えればOK)
サメとのいちばん大きい違いは、エラ孔(えら)が腹側にあることです。正面から見るとサメっぽいのに、下面を見るとエイの設計図――このギャップがトンガリサカタザメの面白さです。
生息域・環境
日本近海からインド洋の一帯に生息し、沿岸域で見られる“底もの”として紹介されています。水族館の解説では、細長い吻の形が強調され、レア度も高めに扱われがちです。
水族館・観察の見どころ
見どころは2つで刺さります。
1つ目は、遠目でも分かる細長い吻。
2つ目は、機会があれば下面で確認したい腹側のエラ孔=エイ判定です。さらに、雌雄で体格差が大きいので、展示個体のサイズ感を見比べるのも面白いポイントです。
図鑑リンク
- 🔍 他のサメを見る(図鑑:サメ一覧)
- 🔍 “サメみたいなエイ”枠(図鑑:サカタザメ類/ウェッジフィッシュ)
- 🔍 シノノメサカタザメ科の仲間(図鑑:シノノメサカタザメ科)



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