レオパードシャーク|黒い斑紋が並ぶカリフォルニアの浅瀬のサメ

レオパードシャーク(Triakis semifasciata)は、銀灰色の体に黒い鞍状の模様と斑点が並ぶ、北米西岸のサメです。カリフォルニア沿岸などの浅い湾で見られ、海底の貝や甲殻類、小魚などを食べます。

基本データ

名称/英名 レオパードシャーク/Leopard shark(英名のカナ表記)
学名 Triakis semifasciata
分類 メジロザメ目・ドチザメ科
分布 オレゴン州からカリフォルニア湾にかけての東太平洋
大きさ 大型個体は全長約2m。FishBaseには198cm TLの記録
環境 浅い湾、砂泥底、藻場の周辺など
食性 貝類、カニ、小魚、魚卵など
繁殖 無胎盤性の胎生。1腹4〜29尾という記録

名前の「レオパード」に注意

このページのレオパードシャークはTriakis semifasciataです。直訳して「ヒョウザメ」とすると、標準和名ヒョウザメのProscyllium venustumと混同します。さらに地域によってはトラフザメにもLeopard sharkという呼び方が使われます。

写真を探すときや水族館の案内を見るときは、学名がTriakis semifasciataかを確かめましょう。日本のドチザメTriakis scylliumとは同じ属ですが別種です。背中の黒い鞍状模様に加え、体側の斑点も観察すると特徴がつかめます。

浅瀬で海底の餌を探す

口は体の下側にあり、砂泥底の餌を吸い込むように食べます。二枚貝の水管やカニ、魚類など、浅い湾の海底で得られる獲物が食性に含まれます。「サメは大きな魚だけを襲う」というイメージとは違う暮らしです。

浅い水域で群れることがあり、潮の満ち引きに応じて利用できる場所も変わります。分布は主に北米の東太平洋で、日本近海の浅瀬にも普通にいる種類というわけではありません。

小さな仔を産むドチザメの仲間

母体内で育った仔を産み、生まれた時点で全長約20〜23cmという記録があります。卵殻を岩に固定するネコザメの仲間とは、繁殖の仕組みが異なります。

斑紋のある小さな仔と約2mの大型個体では、体格の印象が大きく変わります。水槽で見比べるなら、模様だけでなく、腹びれの内側にある雄のクラスパーや体の比率にも注目できます。

水族館と人への危険性

米国モントレーベイ水族館の公式種紹介は、2026年10月4日の確認時点でKelp ForestとMonterey Bay Habitatsを展示場所として案内しています。海外の水族館で観察する場合も、実際の展示状況は当日の公式案内で確認してください。

通常、人を主要な獲物とするサメではなく、Florida Museumは人への危険性を低いものとして扱います。ただし、浅瀬で出会っても取り囲んだり触ったりしないことが大切です。落ち着いて泳ぐ姿と、触れ合いを許可された動物であることは別です。

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参考資料

資料確認日:2026年10月4日。展示情報は記載した告知・資料の時点に基づきます。

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